代表の萩原です。 昨日、私が校長を務めている三幸学園グループ首都圏校の三幸フェスティバルが、幕張メッセで行われました。 スポーツ、パフォーマンスの総合的体育祭プラス芸術祭で、学園最大級のイベントです(*^▽^*)
今年のテーマは[いまこそ一つに]
まさに生徒と先生が一緒になって、一年かけて作り上げる集大成です。 普段は交流の少ない姉妹校の生徒総勢4200人が、4色の団に分かれて競い合います。 各団それぞれが、競技・応援・パフォ-マンスを通して一致団結し、1つになっていく姿に毎年大きな感動を味わいます。
今年はテーマの「今こそ一つに」が、目の前で体感できるハプニングがありました。これを皆様にぜひお伝えしたいです。 総力戦の綱引きが、決勝戦のクライマックスに差し掛かった時、メッセに貼った床が勢いによってはがれてしまい、大会本部は後の競技を考えて決勝戦の中止を発表しました。 生徒は、せっかくのモチベーションをそがれて、ブーイングがおこる一幕も! その時、執行委員の生徒たちが、先生が床を修復する間、みんなで力を合わせて応援合戦をはじめて、その場を盛り上げ、見事に生徒の気持ちを収め、モチベーションの維持に貢献したのです。 皆が力を合わせて、困難を乗り越えようという姿勢が、自然と行動を起こさせた! あきらめない教育はここにも成果を出したといえる! アンガーマネージメント的には、怒ったところで変えられない事態であるが、とても重要な事に対しては、具体的・現実的対処策を考える。 見事な対処策であったと誇りに思います。
フィナーレは、[この感動があるから、これからも頑張れる] と、誰もが思う瞬間です。 団長の『辛いこともたくさんあったけど、ここにいる先生、みんな、スタッフの方々、家族の支えがあったから最高の三フェスを作り上げることができた。これからも、今の気持ちを忘れず、すべての方々に感謝の気持ちをもって頑張っていこう。』という言葉が、とても印象的で感動しました。
このような行事を全国主要都市で展開しています。
諦めない教育、苦しいことも乗り越えての感動体験、これに代わる教育はないと私は思っています。
会社でも、規模は小さくても、こんな体験ができる体育祭やイベントがあれば、社員が自発的に動き出すのではないでしょうか?
教えるよりも尊いものが、世の中にはたくさんあります。若い人たちの可能性を限りなく伸ばせることを 積極的に取り入れてみませんか?